「ナイトクローラー」カメラマンなら多かれ少なかれ共感するよね?

最近ハマっているYouTuber、ガジェマガ トーマスさんがおすすめしていた映画「ナイトクローラー」をアマプラで鑑賞。軽犯罪で日銭を稼いでいる悪い人ですが、野心と話術、勤勉さ(悪い意味での)は人一倍以上に持っている。そんな彼が報道カメラマン(パパラッチ)として成り上がるストーリー。

はじめは、同業者に出し抜かれたり、撮った映像をテレビマンに買いたたかれたりして苦労するのですが、徐々に才覚を発揮していく。その中で印象に残ったのが、警察より先に到着した殺人現場の死体を、カメラを構えて絵面がいい場所に少し移動させるシーンです。

もちろんやってはいけないことですが、まあ・・・気持ちはわかる。私も紅葉やケーキの向きを整えたりしますし。それを殺人現場の死体と一緒にしてはいけませんよ、もちろん。でもまあパッと画面をみていい感じに見えるようにしたい、という気持ちはわかる。

そんな意味で、カメラマンとしても楽しめる映画でした。