いまさらかもしれないけどGRAPEVINE(グレイプバイン)の色気を知ってしまったので全アラフォーに報告したい。

あうさんです。

GRAPEVINE(グレイプバイン)は一時期有名になりかけたのでしょうか。

ミスチルの後継者などと言われたこともあったようですが、私が彼らを知ったのはほんの数カ月前でした。

いわゆるサビのあまり感じないメロディのため何度聞いても飽きがこず、どこかさめた感情表現とその意味を追求したくなるような難解な歌詞、ボーカル田中の甘い歌声と退廃的で色っぽい雰囲気が魅力です。

何十年来の彼らのコアなファンは、想いが熱すぎて、おすすめされたほうは後ずさりしてしまうかもしれないので、にわかファンの私からサラッとご紹介します!

 

1977

 

「あいぉしてたといった。あいぉしてたといったのは聞こえた。」という歌詞から始まるその曲は別れのシーンなのは間違いないのですが、どこか傍観していて、まるで感情がないようなたたずまいである。

最後に流れたメロディー『Ridin’ in my car』と『愛していた』というセリフだけを覚えている。まあ、こんなものさ、という回想の曲であるが、これは果たして男女の別れのシーンなのだろうか。

ファンにとっては有名だが、ボーカルの田中和将(たなかかずまさ)は、生い立ちが複雑な家庭環境だったようだ。小さいころにやくざだった父親がいなくなり、そのあと水商売をしていた母親も出て行ってしまう。

まだ小学生だった田中と年の離れたお兄さんとのたった2人の生活は壮絶なものだったんじゃないでしょうか。

田中は1974年生まれ。この曲が1977年のことだとすると田中は3歳。

もしかして、愛していた、と言っていたのは小さいころにいなくなった父親のセリフなんじゃないだろうか。まだ3歳だったからどこか夢の中の出来事のようなあいまいな記憶しかない。悲しい、寂しいという感情もどこか他人事に聞こえるのも理解できませんか。

なんていう想像を掻き立てる曲なんです。

 

指先

 

この映像をみると、メンバーが若いので何年も前にリリースされた曲なんだとわかるが、最近の曲と全く時代の前後関係がわからない。それだけ流行に左右されていないということか。

陽気でも陰気でもないメロディはもちろん、愛してるだの好きだの決して言わないのに確かな強さを感じるその歌詞。そしてその辺のアーティストが決して使わない言葉が刺激的「塗りつぶしやがる」「突っ立ってる」「卑しい

 

 

光について

 

田中の歌い方は甘いけど、かっこつけてはいない。この色っぽさはどこからくるのか。もちろん本人全体とは思うが、あえて部分的なことをいうと、私は口からだと思っている。口と言っても唇ではない。まさに口の中から。大きく開けたその黒い中から出ているのが見えるんです。

 

にわかファンの私だから言えるのだが、GRAPEVINE入門にもってこいの自信のおすすめ3曲である。

ネット界には彼らのファンがたくさんいそうだが、リアルアラフォー界で出会う日が待ち遠しい。